山口県の歴史・風景・花や世相のトピックをお届けします


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燃える氷・メタンハイドレート

昨年の6月13日に、「有望資源5の新エネルギー」と題して燃えるメタンハイドレート 
青山千春さん(独立総合研究所取締役)を紹介しましたが・・・


独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は2月15日、
愛知県渥美半島沖で、次世代エネルギー資源と期待される「メタンハイドレート」の
海洋産出試験に向けた海底掘削を始めた。


● メタンハイドレートって何?

植物などから作るバイオマスエネルギーや太陽の光を利用したソーラー発電、
大きな風車を回して電気をおこす風力発電、水素と酸素から電気を生み出す燃料電池など、
日本でも二酸化炭素の排出が少ないクリーンな新しいエネルギーが次々と登場している。
それらと並び、日本のエネルギー問題を解決ると期待されているのが、メタンハイドレートだ。

メタンハイドレートは、地中で死んだ動物や植物から出たメタンと水から出来ており、
一見すると氷のようで、触ると冷たい。
しかし、大量のメタンを含んでいるため、勢いよく燃えて、最後は水しか残らない。
そのため、メタンハイドレートは「燃える氷」と言われることもある。

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温度が低く、高い圧力の場所でしか固体の状態を保つことが出来ないため、
水深500メートル以深の海底の下や、永久凍土層の地下数百メートルにしか存在しない。
温度が高かったり、圧力が低かったりするとメタンハイドレートがメタンと水に分解してしまうからだ。
日本周辺では、東海沖から、四国、九州・宮崎沖の深海や、下北半島の沖合、
富山湾にたくさんのメタンハイドレートがあると考えられている。

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● エネルギー問題の救世主!?

メタンは発電や都市ガスに使われる天然ガスの主成分だ。
天然ガスは石油や石炭を燃焼させた場合に比べて、
二酸化炭素・窒素酸化物の排出が約3分の2、硫黄酸化物はほとんど排出しない。
天然ガスの使用量は年々増えているが、ほとんどが海外から輸入されている。
だが、日本周辺の海底には年間の天然ガス使用量の100年分以上に
相当するメタンハイドレートが分布していると言われている。

もし、メタンハイドレートが利用できれば、日本も大量のエネルギーを自国で生産できると期待されている。
しかし、それには解決しなければならない問題がいくつかある。
まず、メタンハイドレートを回収する方法をどうするか。
メタンハイドレートは、深海の海底下数百メートルに氷のように存在しているため、
石炭のようにほったり、天然ガスや石油のようにほって出てきたものを
簡単に回収したりできない。海底下にあるメタンハイドレートの温度を上げたり、
圧力を低くしたりすることで、メタンと水に分け、メタンを回収する方法が研究されているが、
今の技術では採掘にたくさんの費用が掛かってしまい、石油より値段が高くなってしまう。
それに分けた後に出る大量の水をどうするか、周辺海域への影響を与えないように
するにはどうするかなどの問題もある。また、メタン自体が大気に放出されると、
大気中での分解は早いが、温暖化への影響が二酸化炭素の20倍もあるとされていて、
採掘の仕方によっては、温暖化を加速させると心配されている。

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● 研究が進むメタンハイドレート

まだ問題のあるメタンハイドレートだが、経済産業省などによって、
生産方法の開発や、環境への影響、日本周辺にどれくらいうまっているかの調査・研究などがされている。
2006年9月、東京大学や海洋研究開発機構などの研究チームは、
新潟県上越市沖の海底から出たメタンが、球状のメタンハイドレートに変化する様子を
世界で初めて撮影に成功した。
これまで、海底から出たメタンは、プランクトンに分解されたり、
海中にとけたりして、大気中に放出されることはないと考えられていた。
でも今回の発見で水温が低い海では、メタンの泡はメタンハイドレートに
被われて海水に溶けることなく大気中に放出されている可能性が示された。
これにより、温度の低い海ではメタン放出により、メタン濃度を上げ大気に影響を与える
可能性が考えられる。
また、メタンハイドレートが出ている海底付近では、ズワイガニが周辺に比べて、
4倍近く生息していることもわかった。
これは、メタンハイドレートの近くにバクテリアが多く、そのバクテリアやバクテリアを食べる生物をカニが
食べるからではないかと考んえられている。
メタンハイドレートの研究は、まだ始まったばかりだが、
近い将来のエネルギー源として大きな期待が寄せられている。

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by kfujiken2 | 2012-02-20 16:50 | 未分類 | Comments(0)