山口県の歴史・風景・花や世相のトピックをお届けします


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受注ゼロ…日本の造船業界に「2014年問題」の危機

■ 再編&エコ 造船復活カギ

かつて世界を席巻した日本の造船業界が、2年後に造る船がなくなる
「2014年問題」の危機に直面している。
韓国や中国のライバルの後塵を拝し受注が激減しているためだ。
危機感を募らせたJFEホールディングスとIHIが今年10月に造船子会社の統合に踏み切るほか、
世界をリードする環境技術を生かした「エコシップ」の受注にも力を入れている。
“造船ニッポン”は復活するのか。

★ 日本の環境技術を生かした「エコシップ」

造船各社が航海中の地球温暖化ガスの排出量を削減する「エコシップ」の設計。
川崎重工業が開発した「ハイブリッド給電システム」に注目が集まっている。
船の推進力としてディーゼル発電機と太陽光発電を交互に使い、
大容量の蓄電池も利用して発電機の稼働時間を減らす。
その分、発電機燃料を節減し、二酸化炭素(CO2)などの排出量を削減できる仕組みだ。

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◆韓国の5分の1

「韓国勢に大差を付けられてしまった」。
日本造船工業会の釜和明会長(IHI社長)は2月21日の定例会見で唇をかんだ。
同工業会によると、昨年1~6月の新造船受注量は385万トンと、前年同期から57%も激減。
通貨ウォン安を武器に60%増と受注を急伸させた韓国の1805万トンの約5分の1にとどまった。
中国も60%減の714万トンに落ち込んだが、日本のほぼ倍を獲得した。

船舶の建造はほとんどがドル建て契約。
歴史的な円高によって、「無理に受注しても赤字を垂れ流すだけ」(業界関係者)という状況では、
とても中韓勢に太刀打ちできない。
価格競争が激しい中型タンカーに特化する住友重機械工業は、
11年度に一件も新規受注を獲得できない可能性があり、
このままでは受注残が13年6月末でなくなる。
JFEホールディングス傘下のユニバーサル造船やIHI傘下の
IHIマリンユナイテッド(MU)、川崎重工業も、今後2年で受注残が底を突く。

○世界造船所ランキング


 1位 サムスン重工業巨済造船所(805万CGT)・韓国
 2位 大宇造船海洋玉浦造船所(703万CGT)・韓国
 3位 現代重工業蔚山造船(581万CGT)・韓国
 4位 STX鎮海造船所(370万CGT)・韓国
 5位 現代三湖重工業・韓国
 6位 現代尾浦造船・韓国
 7位 熔盛重工集団・中国
 8位 金海重工・中国
 9位 大連造船・中国
10位 成東造船・韓国

CGT=各国の造船工事量を比較するために設定されている指標。
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by kfujiken2 | 2012-04-03 08:33 | 未分類 | Comments(0)