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中国経済が崩壊したら、ギリシャどころの騒ぎじゃなくなるだろ。
この中国株バブルの崩壊の端を発したのは、中国の不動産バブルの崩壊なんです。 日本でもたびたび報道されているが、高級マンションをはじめとする ゴーストタウンが中国のあちこちに出現している。 また、マンション等の空き室が今では1億戸に上るとも言われる。 これで不動産の値崩れが起こらないほうが不思議です。 投資家が値崩れの止まらない不動産に見切りをつけて、株への投資を始めたのだろう。 マンション建設や石炭発掘に回っているはずの年利のよい「理財商品」 (ハイリスク・ハイリターンの投機品)がしばしば償還されないため、投資家は もっと安全な投資としての株へ走ったと思われる。その結果、景気が減速しているのに、 上海総合指数は株高になるという現象が起きた。 その中国株が暴落しています。突然の大暴落となっています。 その落ち込みですが、過去最大級と言えるくらいの大幅な落ち込みとなっています。 半数ほどの銘柄が売買停止となる異常事態が派生しました。 7月8日の取引所では約1300社の企業が売買停止。 全上場企業2808社のうち約45%が売買できない状況となっています。 7月に入ってからの急降下っぷりは異常の一言です。 ギリシャに目を奪われていましたが、いろいろな国が経済危機に陥っています。 その中でも中国はとても危険な状態にあります。 暴落の原因が何なのか考えてみましょう・・・ 真っ先に挙げられるのが「中国経済の低迷」です。 中国といえばバブル状態で、GDPはグングン伸びているイメージがあったと思います。 しかしここ数年の中国はGDPの上昇率も鈍化しています。2010年以降は 成長率に陰りが見え、そろそろ危ないのではと囁かれるようになりました。 そこで中国政府はせめて株価だけでも上げよう」と動き出しました。 2014年11月以降、中国では市中銀行に求める預金準備率の引き下げや 基準金利下げなど、景気刺激策を立て続けに実施しました。 これによって株価は上昇してきました。 ですが、実体経済と離れた株価上昇は長続きしないのです。 中国の株式市場は、個人投資家の投資割合が圧倒的に多いです。 実はこの理由が最大の暴落の原因といえます。 この個人投資家たちが中国の株式市場を支えています。 個人投資家は個人なので、自分のお金を使って株を購入しています。 自分のお金といっても市中銀行の基準金利下げの融資を受け、 借金して株を購入しています。そういった状況の中で、 あるきっかけで株価が下がります。ギリシャの問題がこれに拍車をかけました。 そうなってしまうと個人投資家たちは「自分のお金だから絶対に損したくない」と 一斉に売りに出します。借金して投資している人も多いので、 急落時には売りたくなくても強制決済になってしまいます。 売りが売りを呼ぶ展開というわけですね。こういった人たちが 一斉に売りに出したために中国株は大暴落しています。
by kfujiken2
| 2015-07-11 08:52
| コラム
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