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【21世紀フラワーファーム】

春葉のブログ~心の声を墨にこめて~



2ヶ月振りの更新です・・・ エ ッ セ イ 的なものを書いてみました。

妻が他界し 満中陰の法要を終え、忌が明けました。

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発症して6年、入退院を繰り返しておりました妻が・・・
やっかいな膠原病 (こうげんびょう)・混合性結合組織病のため永眠いたしました。

膠原病 とは、全身の複数の臓器に炎症が起こり、臓器の機能障害をもたらす
一連の疾患群(特定疾患治療研究事業対象疾患の56種類)の総称。

膠原病は「自分の身体を攻撃する免疫を自ら作ってしまう」というものです。
全身の細胞や内臓等が自分の免疫に攻撃されて、次第にボロボロになっていき、
最終的には死に至ります。
免疫というのは、一度作られると同じものをずっと作り続けます。
おたふく風邪など「一度かかると二度とかからない病気」 というのがありますが、
これは1度目でその病気に対する免疫が作られ、その免疫を生涯作り続けるため、
次に同じ病原体 が入ってきてもすぐにやっつけてしまうためです。
これは本来なら嬉しい機能なのですが、膠原病の悪い免疫をも永久に作りつづけてしまう、
というやっかいなことが起こります。 つまり、この病気は一度かかってしまうと治らないってことです。

膠原病の治療には、副腎皮質ステロイド剤が用いられます。
この薬剤には強い抗炎症作用と同時に免疫抑制作用があるからです。
しかし、ステロイド剤は『両刃の剣』です。その作用は強烈ですが、
返す刀で身が切られてしまい、厄介な副作用が出てしまうことも少なくありません。
しかし膠原病の治療には、副腎皮質ステロイド剤しか薬がないのです。

妻は病を発症するまで、持病の肩こりや胃痛を訴えることはあったが、
大病を患うこともなく、老いの実感もこれからという年齢での早世になってしまったが、
一度は死ぬという人間の宿命を考えれば、未練を残すことも、
もがき苦しむことも無く終焉を迎えることが出来た妻は、
まずは幸せなあの世への旅立ちであっただろうと思う。

妻が逝って明らかに不都合を感じているのは、生活の基本部分への対応である。
炊事洗濯から掃除ゴミの始末に到る、諸々の処置である。
これらは行為そのものも気が進まないが、結構時間を取られるし、
これが毎日繰り返されることの煩わしさがたまらない。

今の世代は案外男も家事を手伝うと言われているようだが、
我が家ではそういうことは全て妻がこなして来たから、
私はそのことに関しては部外者でありえた。
こちらはそれをいいことにして、据え膳で文句を言って来た。
その我侭が許された環境が破壊してしまったのである。

妻とは近年寝起きを異にしてきた。同じ部屋で寝ている時は、
夫婦という感情は繋がっているように思え、落ち着いた気分でいられた。
ところが部屋で1人寝するようになると、妻は遠く離れた存在になって、
夫婦の間に溝が生まれたように感じた。

もともと他人であった2人が結婚という儀式によってその垣根を外したが、
ここへ来てまた他人になったような感じを持つようになっていた。
とはいっても40年間培った夫婦の関係から同じ部屋での寝起きの部分が
乖離しただけで、淡々と生活は流れていた。

今妻が居なくなって無気力で喜怒哀楽の湧かない感覚で現実を直視してみると、
考え方や行動の行き違いがあったりして不機嫌になることもあったが、
妻はどこかに芯になる何かを持っていたような気がする。
それが私に制御機能を働かせていたように思う。

1人になっても何とかなると思ったこともあったが、現実に1人になると、
あまりにも勝手が違うことに気づき、妻を失ったことの大きさを知らされている。
これも妻が亡くなったから認識できたことで、あのまま夫婦として生きていれば、
取るに足らない隠し立てや意見の食違いに辟易しながら生活を続けていたに違いない。

1人取り残されて初めて妻を失った虚脱感を実感し、
これといった決め手の無い妻の存在が自分の安心を支えくれていたことを
知ったように思う。
妻に先立たれると、それまでの傲慢な自分の存在感が
まるで意味の無いものになって、まさに腑抜けた状態になってしまう。
まことにだらしないかぎりである。

夫が妻に先立たれると、従来の生活のリズムが崩壊し、
苦悩を伴った別のリズムが出来上がるまでに、かなりの時間がかかりそうだ。
食の部分だけでも大変なのに、掃除や洗濯、日常品の購入など
男性が苦手としてきた部分で難渋する。

昨今のスーパーの品揃えや、機能的な生活用品の出現で、
その苦手な部分はある程度避けられそうである。
しかし、スーパーや機能的な生活用品だけで問題は解決されるものではなく、
一時的に煩わしさから逃れられても、それだけのことである。
生活というのは生きている限り繰り返され、生きている限りそれに
対応していかなければならないから、厄介である。

男性にとっては1人になることによって、そうした新たな束縛が加わるのである。
逆に妻が夫を送った時の心理は読めないが、生活の基本部分に変化は無く、
夫に対する気遣いが要らなくなるだけ、むしろ肩の荷が下りた感じになるであろう。
生活の基本部分も半分で済むとすれば、男性と違って束縛から解放され、
余裕が生まれることになる。このことは1人の死が、男性には生活に束縛を加え、
女性にはそれを開放させるという誠に皮肉な結果をもたらすのである。

男性が1人長らえるのは大変なことになりそうである。
だが、女性が1人になれば、長寿の実績が証明するように、
余生は楽しみに満ちたものになって、白寿まで元気でいられるのかも知れない。
この不公平さを神はよしと認めているようだ。
それだけ現実に女性の方が生活の大事な部分を担っているのであろう。

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by kfujiken2 | 2013-08-08 10:21 | コラム | Comments(2)
Commented by rebamamom at 2013-08-19 20:39
奥様のご逝去を知り、驚いてお便りいたしました。
遅ればせながら奥様のご冥福をお祈り申し上げます。
どうかくれぐれも気持ちを強く持って、ご自愛下さいませ。
心よりお悔やみを申し上げます。
6ワン’s mom
Commented by kfujiken2 at 2013-08-20 06:34
momさん (*^o^*)オ (*^O^*)ハ (*^。^*)ヨー!!

お心遣いありがとうございます。
また 見かけたら声を掛けてくださいね
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