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山口の迎賓館 【菜香亭】の最後の投稿として、【扁額】について説明しましょう・・・
見どころ③ 【扁額】 【扁額(へん‐がく)】とは:門戸や室内などに掲げる横に長い額を指します。 菜香亭の100畳の大広間など館内には、総理大臣9人を含む29枚の書が 掲げられています。 いずれも料亭を利用された際に揮亳をお願いしたものらしいです。 料亭でこれだけ書が一堂に会しているのは全国でも菜香亭だけだそうです。 この扁額を「開運!なんでも鑑定団」に出したら、幾らの値段が付くだろうと 思ったのは "せこい私" だけでしょうか??? それでは5人の著名人の扁額をご紹介しましょう。 ■「清如水平如近衡」・・・木戸孝允 * 宋史の一節で、清兼で公平 ■「一家天地自春風」・・・伊藤博文 * 皆が一つになったらおのずと春風が吹く ■「江山豁如」・・・山県有朋 * 山野が開けて眺めがよい ■「微風和暖」・・・田中角栄 * かすかな風が平和をもたらす ■「寂然不動」・・・安倍晋三 * 心は静かに穏やかだけれど何事にも動ぜず、信念は曲げない 文字の上手さや、文章に性格が出ると言いますが、 比べて見られたら面白いと思います。
by kfujiken2
| 2016-05-01 17:13
| 歴史
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Comments(2)
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