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11月3日、山口県下松市・花岡のまちは、稲穂祭でにぎわいました。
稲穂祭は、五穀豊穣を願うお祭りであり、昔から法静寺で営まれていました。花岡福徳稲荷社(法静寺)は浄土宗のお寺で、古くから地域の厚い信仰を集めていましたが、きつねに関する興味深い言い伝えが残っています。 「きつねの嫁入り」をメインとする御神幸。全国的にも珍しいこの奇祭は、観光行事となった今でも宗教行事の色を強く残し、新郎新婦の正体が不明など、ミステリアスな部分も多い。 午後2時、大勢の参拝客が見守る中、国井益雄市長と岸信夫衆議院議員を 先頭に、西京銀行の「スリーアローズ」吹奏楽団と続き、行列は神輿(みこし)や花神子(はなみこ)、山車や牛車に続いて、人力車に乗った主役の白狐(びゃっこ)の新郎新婦、その後を紋付きはかま姿の親族やお供などが続いた。各町内や地域の団体・学生によって執り行われた。 花神子と地域の団体さん 新郎新婦役が誰かは、住職と髪結いさんしか知りません。地域の人はもちろん、スタッフの誰にも知らされません。新郎新婦に選ばれた人は、不思議と良縁に恵まれるといいます。新郎新婦の親族は、法静寺がある上市地区の人しかなれません。どんなに観光化されても、本来の宗教行事の伝統は守られています。 【法静寺の白狐伝説の由来】 江戸中期の享保9年(1724年)、法静寺の住職は数珠を失くしてしまいました。その夜、住職の夢に白いきつねの夫婦が現れ「どうか私たちを人間と同様に葬り、畜生道から解放してください。葬っていただければ、和尚さんの数珠を見つけ、村人をお守りしましょう」と言い、自分たちが倒れた場所を告げたといいます。 住職が目を覚ますと、枕元には数珠がありました。早速、きつねが示した場所に住職が訪れると、そこには2体の白きつね夫婦の亡骸があり、住職は戒名を付け、手厚く葬り、墓を建てました。今も白きつね夫婦の位牌と戒名が載った過去帳が寺に残っています。 その後、代官所で大事な文書の忘れものがあったとき、この社に願をかけると不思議に見つかり、代官所はお礼に寺の境内に社を建てて「出世福徳正一位稲荷大名神」という神号を与えました。これが「花岡福徳稲荷神社」です。
by kfujiken2
| 2019-11-04 10:51
| 未分類
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